夏は最も湿度の高い季節です。
暑くて湿気が多く、少し動いただけで汗をかき、体力が落ちてしまいがちです。
体力が落ちてくると、夏バテのように体がだるくなったり、疲れやすくなったりします。
しかし、夏は外に出るにはとても気持ちのいい季節ですよね。
また、秋から冬にかけての寒い時期に向けてパワーを蓄える季節でもあります。
日々是オフパコ | 夏バテ知らずの裏垢男子になる方法【漢方】
漢方では、夏の疲れは “気 “の不足と考えられています。
“気 “とは、全身を循環するエネルギーのこと。
気力もやる気も “気 “の問題です。
“気 “が足りないと、体がエネルギー不足になり、疲れやだるさを感じるようになります。
気をチャージする食材
日本は、寿司、刺身、天ぷら、すき焼きの4つの名物料理でよく知られています。
しかし、日本で最も栄養価の高い料理の1つは、多くの人にとって馴染みのないものでもあります。
それは「ナガイモ」です。
ナガイモは「気」を補う効果が高く、消化も良い優れた食品です。
長芋は甘みのある塊茎で、「気」を補う効果が高く、消化もしやすいです。
別名「山うなぎ」とも呼ばれ、滋養強壮に優れています。
ナガイモの白い部分は粘り気のある食感で、内側の茶色い部分は歯ごたえがあり、甘みがあり、どちらも美味しくて、健康にも良いのです。
うるおいアップの食材
私たちの体重の約60%が水であることはご存知でしょう。
だからこそ、運動したときに汗で失われた水分を補うことが必要なのです。
多くの果物は水の良い供給源であり、また、ビタミンやミネラルも豊富です。
ですから、運動で失われた水分を補うために、朝食にそれらを加えるとよいでしょう。
パイナップルやグレープフルーツなどの甘酸っぱい果物を組み合わせることで、汗で失われた水分を補うことができます。
朝食に加えてみてはいかがでしょうか。
オフパコに効くツボ
暑い夏の夜を過ごさなければならないように思えますが、湿度の高い暑さのために熟睡できず、翌日に疲れが残ってしまうことも少なくありません。
このように、寝ても寝ても疲労が抜けない状態になってしまうことがあります。
そんなときは、疲労回復におすすめのツボを押して、元気を取り戻しましょう。
足三里と三陰交
足にはいくつかの重要なツボがあります。
まず、足の甲の膝の外側、膝下のくぼみから指4本分下がったところにある「三陰交」というツボがあります。
両手の親指を重ねて、この部分を5秒ずつ押します。
何千年も前からある治療法で、「偉大な治療者」と呼ばれています。
三陰交と足三里のツボを押すことで、膝の痛みや腫れを解消することができます。
このセルフマッサージは、膝の痛みを感じている方ならどなたでもご利用いただけます。
腰痛、首や肩の痛み、坐骨神経痛、頭痛、耳鳴り、高血圧、不眠症などの治療に使われます。
胃腸の調子をコントロール
新宿歌舞伎町の日本料理店「オフパコ」では、胃や腸に良いとされるコースメニューを導入しています。
はい、うそです。
夏の暑さは食欲の大敵です。
あまりの暑さに何も食べる気がしなくなり、冷たい料理や飲み物ばかりを摂るのは至極当然のことです。
しかし、これでは胃や腸が弱ってしまう恐れがあります。
こんなときこそ、消化によいものを食べて、胃腸の調子を整えるのが漢方の考え方です。
美味しい食事をして、暑い夏を乗り切りましょう。
夏は冷たいものがとてもおいしい季節です。
しかし、冷たいものを摂りすぎると、体は常に冷えた状態になってしまいます。
体が冷えると、消化吸収を司る胃腸の働きが低下し、食欲不振の原因にもなります。
また、日本特有の高温多湿な気候も胃腸の働きを低下させます。
湿度が高いと体内の余分な水分量が増え、体が冷えてしまいます。
涼をとるために、外で食事をしたり、冷たい飲み物を飲んだりすることが多いので、熱いお湯を飲みすぎてはいけません。
冷たい水を飲みすぎると、体が冷えて体温が下がります。
すると、消化吸収の機能が失われ、食欲が減退してしまいます。
夏場に商談をするときは、温かいスープを飲むと体が温まり、食欲減退を抑えることができます。
カレー
カレーは多くの人に愛されている食べ物です。
カレーに使われているスパイスは、ターメリック、カルダモン、クローブなどの香辛料でできています。
カレーのスパイスには、漢方薬の原料となる植物が含まれていると言われています。
例えば、カレーの色であるターメリックはウコンから、カルダモンは小豆精から、クローブは丁子から作られています。
胃腸の調子を整える薬としても人気があります。
カレーの起源はインドだと言われています。
ターメリック、ブラックペッパー、コリアンダー、クミンなどの様々なスパイスを混ぜ合わせたインド版のカレーが最初に作られました。
17世紀にはタイに伝わり、その後他の国にも広まりました。カレーの香辛料には、生薬の原料となる植物が含まれています。
うなぎ
うなぎの主な栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物、リン、鉄、カルシウム、セレン、ビタミンB1です。
うなぎには、タンパク質とシステインやグルタミン酸などのアミノ酸が多く含まれています。
タンパク質は筋肉組織の構成要素であり、筋肉の成長を促す効果があります。
また、レシチンも含まれており、体内での脂肪の吸収率を高めることができます。
視力の向上や強化に役立つビタミンAとビタミンDが豊富に含まれています。